Sample AIR Application ( No.AIR02:SmartPosterIssue )

2009年12月22日

”T”です。 7日のSDK紹介記事の下記引用部分について。ちょっと難しいのですが、NFCフォーラムという国際標準化団体で検討しているタグ(ノンセキュアなカード)内に格納するデータ構造の仕様だと思ってもらええればいいと思います。タグのデータ構造を共通化しないで、各社が勝手に決めてしまうと、せっかく読み取りアプリを作っても、各社各様になってしまって、結果的にユーザーが使えない環境になってしまいますよね。

NFC フォーラムType3 Tag」は、非接触通信の標準規格としてNFCフォーラムで規定されているもので、「Type3」はFeliCaと無線通信部分での互換性があることを示しています。本SDKでは、Type3タグへの読み書き機能として、たとえばURLやテキストを記入する、というようなことができます。

そして、今回当社のFeliCaカードは、このNFCフォーラムの規定したType3 Tagに、準拠しているということになります。もちろん新規商品化したFeliCa Liteも同様に準拠しています。 さらに、FeliCaランチャーをインストールすると、Type3 Tag内のURIを自動的に読み取って、Webサイトに誘導する、ということができます。

ここでポイントは、規定はあくまでデータ構造であることで、カード等にそのデータ構造を格納できるようにするという事前作業が必要になります(このサイトでは、便宜的に”一次発行”と呼びます)。 この作業の後、実際に規定されたデータ構造に従った個別データであるWebサイトのURIだとか、テキストデータなどを格納する作業を行います(このサイトでは、便宜的に”二次発行”と呼びます)。

よって、”一次発行”の終わっていないFeliCa Stdカードや、FeliCa Liteカードに対して、”二次発行”しようとしてもできないということになってしまいます。具体的にいうと世にあるFeliCaを採用している電子マネーカードや、電子乗車券といったものには、このNFCフォーラム仕様の”一次発行”が施されていませんので、当然なのですが、”二次発行”はできないということになります。 前置きが、長くなりましたが、本日は、この”二次発行”のためのプログラムをAIRで作成してみましたので、参考までにリリースさせていただこうかと思います。

“一次発行”済みのNFCフォーラム Type3 Tagをお持ちの方は、本サンプルアプリをご参考にしてみてください。 ※Type3 Tagについては現時点では市販されていないため、本アプリケーションの対象が一部の方のみの対象となりますこと、お詫びいたします。

AIRアプリ”SmartPosterIssue“のインストールはこちらから。

ソースコードはこちらから。こちらのソースコードをご参考にしていただくことで、作成するアプリケーションからカードへのURL読み書きなどができるようになります。 ※ご利用に当たってはAIRの実行環境が必要です。

<SmartPosterIssueの使用方法>

  1. SmartPoster RTD 発行手順 #Tag内に書き込まれたURLへWebブラウザを起動し表示するために必要な発行です。
    1. SmartPoster AIRアプリを起動、Abbreviationコンボボックスから項目を選択、URLを入力、Titleを入力
    2. カードをR/Wにかざす、Writeボタンを押し、二次発行を行う

    smart-poster-sample-01

では、また!

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