‘サンプルコード’ カテゴリーのアーカイブ

Arduino向けFeliCa Plug 制御ライブラリの提供

2010年9月1日 水曜日

“W”です。お久しぶりです。

本日は、FeliCa PlugArduinoに接続して制御するプログラムをビルドから実行するところまで紹介します。

FlashやAIRは全く関係ないですが・・・。

FeliCa Plugについてはこちらの製品情報ページをご覧ください。

前準備

Arduino用のソフトウェアのことをスケッチと呼び、スケッチの開発には「Arduino Software」という開発環境が必要です。Arduinoで開発したことのある人は既にコンピューターにインストールされているはずですが、初めての方は以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。

Arduinoのすばらしいところは世界中の開発者がデバイス用のライブラリを公開していることですね。そこで、私たちも今回Arduino用の「FeliCa Plug 制御ライブラリ」というものを公開します。以下のリンクからダウンロードしてください。

ダウンロードしたzipファイルを解凍すると以下のファイルとフォルダが生成されます。

  • FeliCaPlug.cpp
  • FeliCaPlug.h
  • FeliCaPlug-sjis.txt
  • examples

接続方法

FeliCa Plug Arduino を接続するときに注意する点があります。ひとつは電圧、もうひとつはピッチです。

FeliCa Plug の電源電圧は1.8~3.7Vで可変ですが、Arduinoの中で最も標準的なArduino Duemilanove の供給電源とI/Oは5Vなので、そのまま接続すると故障の原因になります。電圧レベル変換を行うか、Arduino Pro などの3.3V対応のArduinoを使用してください。私は「Arduino Pro 328 3.3V 8MHz」にUSB-シリアルアダプタを接続したものを使っています。

DSC00366

残念ながら 今のところFeliCa Plug 搭載 Arduino用シールドのようなものは存在しませんので、0.5mmピッチピンをなんとかArduinoに接続しなければいけませんが、慣れないハンダ付けするのには少し骨が折れます。

幸いスイッチサイエンスさんが「FeliCa Plug ピッチ変換基板」というハンダ付けせずにFeliCa Plugをブレッドボードに接続する基板を販売してくれています。

私はハンダ付けが苦手なので人に頼んで下の写真のようなものを作ってもらいました。

DSC00362

FeliCa Plug を以下の写真の向きに見て、左からGND, RFDET, SW, IRQ, SEL, DATA, SPICLK, VDD の順番でピンが配列されています。これらのピンをArduinoに接続していきます。

DSC00371

以下の「FeliCa Plug ピン」 -「Arduino ピン」の組み合わせで接続してください。

  • GND – GND
  • RFDET – 3
  • SW – 9
  • IRQ – 2
  • SEL – 10
  • DATA – 11
  • SPICLK – 12
  • VDD – VCC

これで接続は完了です。

FeliCa Plug 制御ライブラリのインストール

FeliCa Plug 制御ライブラリをArduino Softwareにインストールして、使えるようにするのは簡単です。まず、以下の場所に”FeliCaPlug”という名前のフォルダを作成してください。

  • Windows
    (Arduino Softwareの解凍先)\libraries\FeliCaPlug\
  • Mac (/Applications以下にArduino Softwareをインストールした場合)
    /Applications/Arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries

次に、今作った“FeliCaPlug”というフォルダのFeliCa Plugライブラリを解凍して生成されたFeliCaPlug.cppFeliCaPlug.hをコピーしてください。

FeliCaPlugFB exampleの実行

FeliCaPlugFBはArduinoに接続したFeliCa Plugをリーダー/ライターにかざすと、LEDを点灯させるという簡単なプログラムです。もしLEDが手元にあればArduinoの13ピンに接続してください。もしLEDを接続しなければ、Arduino基板上の小さいLEDが点灯します。

FeliCa Plug 制御ライブラリのzipに含まれるexamples\FeliCaPlugLCD\FeliCaPlugFB.pde をArduino Software で開いて、”Upload”ボタンを押せば自動的にビルドされUSBで接続されたArduinoにロードされます。

ここでリーダー/ライターにかざすとLEDが点灯するはずですが、リーダー/ライターから搬送波が出力していなければもちろん反応しません。USB を接続するだけでは搬送波は出力されないので、何らかのアプリケーションを動作させる必要があります。基本的にFeliCaを使用するアプリケーションだったら搬送波を出すはずなので何でも良いです。このブログ上で公開されているコンテスト作品やFeliCaランチャーでも反応するはずです。

搬送波が出力されているリーダー/ライターにFeliCa Plugをかざすと、以下のようにLEDが点灯します。

DSC00370

FeliCa Plug についてもっと深く知りたい人は、弊社のサイト内で仕様が公開されていますのでご覧ください。

SDK for FeliCa & Adobe® AIR® / Adobe® Flash® 技術情報サイトについて

2010年4月9日 金曜日

”T”です。

コンテスト結果発表やICカードワールド展示会対応等、年度末に沢山の作業が集結しドタバタとしており、一息ついて気が付いたら新年度が始まって、桜も散り始めてしまいました。
本年度も気合をいれてSDKの利用方法の勉強会やパブリシティ。他社様開催の種々勉強会へのゲリラ的参加。電子工作系のイベントなどへの参画などなど沢山企画していきますので、何卒宜しくお願いいたします。 (続きを読む…)

AIR/FlashでEdyの残高・履歴チェック!(カスタマイズ編)

2010年1月27日 水曜日

以前FlashからEdyの残高・履歴がチェックできることをご紹介しましたが、 「Adobe Edge newsletter」1月号に掲載いただいたEdyサンプルアプリケーションのカスタマイズについて、バイナリおよびソースコードを公開いたします。

※1/29(金)、本件をご紹介する勉強会を開催いたします
(続きを読む…)

Sample AIR Application ( No.AIR03:Wedding Gift AIR )

2009年12月28日 月曜日

AIRアプリ第3弾は、実際の利用シーンをイメージしたアプリケーションとなっています。
結婚式で配られるカタログギフトが、もしFeliCaカードになったら、という設定です。
このアプリをFeliCaランチャーと組み合わせることで、配られたカードを家のPCのFeliCaポートにかざすと、カタログギフトのAIRアプリケーションをダウンロードし、起動することもできます。
これによって、これまで冊子では不可能だった、カタログのカスタマイズや、フォトアルバムへの誘導、携帯電話へのWebサイト誘導などが「かざす」という簡単でわかりやすい操作できるようになります。
今回は、このアプリケーションのバイナリ(動作サンプル)と、ソースコードを公開させていただきます!
(続きを読む…)

Sample AIR Application ( No.AIR02:SmartPosterIssue )

2009年12月22日 火曜日

”T”です。
7日のSDK紹介記事の下記引用部分について。ちょっと難しいのですが、NFCフォーラムという国際標準化団体で検討しているタグ(ノンセキュアなカード)内に格納するデータ構造の仕様だと思ってもらええればいいと思います。タグのデータ構造を共通化しないで、各社が勝手に決めてしまうと、せっかく読み取りアプリを作っても、各社各様になってしまって、結果的にユーザーが使えない環境になってしまいますよね。

NFC フォーラムType3 Tag」は、非接触通信の標準規格としてNFCフォーラムで規定されているもので、「Type3」はFeliCaと無線通信部分での互換性があることを示しています。本SDKでは、Type3タグへの読み書き機能として、たとえばURLやテキストを記入する、というようなことができます。

(続きを読む…)

Sample Flash Application ( No.FL01:おサイフケータイのブラウザ起動)

2009年12月17日 木曜日

事務局の”T”です。
もうひとつ、おサイフケータイと連動した簡単なサンプルFlashを公開します。
(続きを読む…)

Sample AIR Application ( No.AIR01:TouchAndBrowse )

2009年12月15日 火曜日

 コンテスト事務局の”T”です。
 さてさて、エンジニアがちょいちょいと作ってくれました。もうひとつ簡単なAIRアプリを公開します。
 FeliCaデバイスにPCのWebサイトを紐付けさせて、その特定FeliCaをかざしたときに紐付けたWebサイトを表示するっていうものです。やってることは簡単ですが、なにか面白いことに使えるかもしれませんね。 (続きを読む…)

FlashでEdyの残高・履歴チェック!

2009年12月14日 月曜日

歩数計に続いて、SDK for FeliCa & Adobe AIR/Adobe Flash Standard版に入っているEdyサンプルアプリケーションについてご紹介します。
このアプリケーションフレームワークを利用することで様々なユーザインタフェースのEdy残高・履歴確認用アプリケーションを作ることができます。
(続きを読む…)

FeliCa Plug内蔵歩数計を使ってみよう!(1/15 修正)

2009年12月11日 金曜日

 コンテスト事務局の”T”です。今回は、(株)アコーズが開発した、『FeliCa Plug内蔵歩数計(販売:(株)エステラ)』の無線通信仕様、データ構造、SDK for AIR/Flashからの利用方法について、ご紹介いたします。コンテストの対象デバイスにもなってますので、ぜひぜひ開発にチャレンジしてみてください。

(続きを読む…)